若 草 山 ・ 山 焼 き



若草山の山焼きは、古都奈良の冬の夜空を飾る炎の祭典として親しまれています。

 2003年1月12日 「若草山の山焼き」に出かけました。
その時の写真を元にまとめました


    山焼きの始まり

 山焼きは江戸時代の1760年に、東大寺興福寺若草山での境界争いを仲裁した奈良奉行が関係者の立会いで山を焼いたのが始まりとされています。

 別の一説には、山に潜む猪を追い払うためであるとか、あるいは害虫を焼き払うためとか、更には春の芽生えを良くするための原始的な野焼きを伝えたものとかの説もあるようです。
 
 1950年からは成人の日であった1月15日に行われていました。2000年から成人の日が
1月の第2月曜日に変更されて3連休になったことをうけ、成人の日の前日(日曜日)に行われています。




   山焼き当日タイムスケジュール


  8:20〜         若草山焼小委員会(天候等を考慮し、実施の可否を決定)
 
  12:00〜         行事開始号砲              若草山一重目頂上

  14:00〜14:30      新春わかくさ太鼓           若草山麓特設舞台

  わかくさ太鼓終了後  若草粥ふるまい            若草山麓

  17:15〜         聖火行列                水谷橋〜野上神社

  17:30〜         山麓祭典                野上神社

  17:50〜         花火打ち上げ                若草山一重目頂上

  18:00〜         若草山焼き点火            山内各所で一斉点火


                                     (奈良公園管理事務所HPより)



   ★ 2007年(平成19年) 1月7日(日)実施予定。 雨天時 1月13日(土)に延期。

     ・ 強風のため延期になりました。 実施予定は2007年1月13日(土)です。
                                          
(2007/01/07)
    
     ・ 1月13日(土) 山焼き無事終了! 
      今年はしっかり燃えたそうです。
(2007/01/13)


     
 炎、勢いよく/若草山山焼き (2007/01/14 アサヒコム・マイタウンなら)
      


    
今年の運営費は花火や警備員の人件費を含めて約1千万円で8割を県が負担。
      財政難のため、来年から民間企業が参入した実行委員会方式での運営を検討
      しているとのこと。                  (朝日新聞 2007年1月14日より)


        
★ 来年(2008年)は 1月13日(日)実施予定。  




   若草山山焼き風景(2003年1月12日)
2003.01.12 11:50 
 山焼き当日昼頃 -若草山の前で-
 いいお天気!!!
 かや、すすき、芝の草、しっかり育っています。
 夜が楽しみです。
 
 鹿さん 今晩は気をつけてね!
17:10 奈良公園の周りはだんだんと暗くなって
     きました。
17:50 花火打ち上げ! −歓声があがります-
18:00 一斉点火! ワー!!! 約300人の消防団と県の職員の方々が一斉に点火!
面積33ha 周囲3.8kmの山が・・・ 18:13 燃え広がっていきます!


 2003年1月12日は好天に恵まれ100%焼けたとの記録が残っています。
 例年以上の13万人の人出でにぎわいました。

 



 花火が上がり、山全体が燃え上がる若草山!

毎年、新聞に載せられる写真に慣れてしまい
実際このような風景が見られるような錯覚をおこしてしまいます。


 これは一つのコマに何度も露光させる「多重露光」という方法で撮った写真です。
 若草山・山焼きガイド「写真撮影方法」の中で詳しく説明してくれています。



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(2007.01.06作成)
(2007.01.14最終更新)