キトラ古墳・高松塚古墳


2005年11月15日 キトラ古墳・高松塚古墳に出かけました。

今まで新聞のスクラップ、アサヒ・コム奈良などで情報を集めていました。

やっとこの目で確かめられます。

エリアごとの地図が出ます。クリックしてください。
飛鳥めぐりマップ

 近鉄・飛鳥駅から自転車でキトラ古墳高松塚古墳と回ります
10:21 ずっと上り坂、大変だ・・・ここから0.8km キトラ古墳まで、ここから0.1km
右奥に建物が見えてきました
10:36
 
  キトラ古墳仮設保護覆屋


     観光客は誰もいませんでした。
     何度もニュースで見ていたはずですが、この建物が「キトラ古墳仮設保護覆屋」とは
     気づきませんでした。
     バス停近くで住民の方にお聞きし、離れたところからこの写真を撮りました。

キトラ古墳仮設保護覆屋 横から上っていく人がいます
 屋根の上で作業中?

  古墳に密着して覆屋は建てられています。
  屋根の上だと思ったのは古墳の上だった
  のです。  

                    →→→
 バス停「阿部山 この自転車でやって来ました
パネルと掲示板が出ていました
パネル(1) 朱雀 パネル(2) 空調設備調整運転について
パネル(3) パネル(4) 白虎
パネル(5) 解説
 
   「キトラ古墳・パネルと掲示板」
  
 
                       大きな写真で表示します。クリックしてください。

後ろにコンクリートの壁が・・・ 古墳の上で作業中!
覆屋の横から見ると「古墳」と「覆屋」の位置関係がよく分かります
10:56 キトラ古墳の後ろから撮っています
国営飛鳥歴史公園館、高松塚古墳へ向かいます。下り坂なので楽です!

 翌日(2005.11.16) 各紙朝刊で発表!

    

    「子(ね)」をはぎ取り-亀裂に沿い2分割 
(奈良新聞 2005.11.16)


  15日の作業は「子」はぎ取り作業に関係することだったのでしょう!



10:56 高松塚古墳が小高いところに見えます
藁を干す風景、めずらしくなりました


  国営飛鳥歴史公園館
で一服する

.  

  後日談

  ★2005.12.20

      文化庁は石室を2007年1月にも解体して修復する施設について、古墳がある
      国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区に建設することを決めた。

      「高松塚壁画修復施設 『古墳近く』 に ほっ」  アサヒ・コム奈良


12:10 高松塚古墳にやって来ました (新しい覆い屋

 1972.3.21 奈良県立橿原考古学研究所*網干善教氏らを中心とした関西大学と
        龍谷大学の研究者・学生グループによる発掘調査が行われた際に壁画が
        発見された。


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 2004.06.20 「高松塚 消える白虎」 発見32年 壁画ピンチ・・・朝日新聞より

         それ以来、高松塚古墳の壁画劣化がだんだんと明らかになってくる

 2005.06.27 高松塚古墳・壁画修復のため「石室解体」決定

 2005.09.22 古墳を保護する新しい覆い屋を公開

         「カビ対策メッシュでOK/高松塚」 アサヒ・コム奈良
         

   新しい覆い屋:
         東西約24m、南北約19m、高さ13m。壁の部分は風通しの良いメッシュ
         シートで6基の換気扇もついており、天井部分は開閉できる。

  *高松塚古墳の発掘者:網干善教さん、
         石室解体を最後まで反対し78歳で亡くなられました。(2006.07.29)


 ★ キトラ古墳・高松塚古墳についての最新情報は:


            アサヒ・コム マイタウン奈良-キトラ古墳・高松塚古墳-

            (クリックしたその日の最新情報が分かります)


正面入り口にあるパネルです
横から見ています
中の様子も見えます
冷却パイプが周りを取り囲んでいます
外周を一周しました
どこかのテレビ局が取材中です 正面・入り口
正面から左側へ
くもの巣のようにパイプが張り巡らされています
星宿の広場から
高松塚壁画館 (古墳のそばにあります)
                                     (パンフレットより)↑
 高松塚壁画館


  1972年3月、高松塚古墳壁画は橿原考古学研究所の調査により発見されました。
  その後、壁画は国宝に指定され、保存上いっさい公開されていません。古墳のそばに
  壁画館を建設し、石槨内部の模型と壁画の忠実な模写・模造を展示しています。

おいしそうな明日香みかん 高松塚古墳に別れを告げて・・・
近くにある天武・持統天皇陵を目指しました
天武持統天皇陵 夫婦合葬墓である 13:25 小高い丘の上にあります
天武・持統天皇陵
天武・持統天皇陵から高松塚古墳方面を見る
柿がたわわに実って 13:41 近鉄・飛鳥駅前
松柏美術館で「上村松園展」を鑑賞して帰ってきました       -おわり-


  リンク集(随時 追加していきます)
文化庁 文化の振興・普及、文化財の保存・活用、宗教に関する行政を行う機関 。文部科学省の外局 
明日香村 明日香村についてすべてが分かります
奈良文化財研究所 文化遺産を総合的に研究する機関です。奈良は南都とも呼ばれる古都で、多数の古建築や古美術品があり、研究所はこれらを総合的に研究する目的で設立されました
東京文化財研究所 キトラ古墳壁画はぎ取りの統括をしています
国営飛鳥歴史公園 キトラ古墳について、年表からあらゆることがのっています
奈良文化財研究所 飛鳥資料館 飛鳥のすべてが分かります
飛鳥資料館・公式HP  
奈良県立橿原考古学研究所 奈良県教育委員会に属する機関であり、奈良県内の埋蔵文化財の調査研究を行い、その成果を広く公開するとともに、国民共有の財産である埋蔵文化財を保護し後世に伝えるためにさまざまな活動を行っています 
松柏美術館 上村松園・松篁・淳之三代にわたる作品、草稿、写生等、美術資料の収集と保管、展示を通じ、三代の画業を紹介することを目的としています
アサヒ・コム奈良 キトラ古墳・高松塚古墳の記事が分かります
2005/09/23以降の記事
アサヒ・コム ニュース特集
(キトラ古墳
2004/07/07〜10/05の記事が見えます
<ひと>キトラ古墳壁画の修復に挑む山本記子さん
奈良新聞・詳報 キトラ古墳
地元新聞の強みで、詳しいことが出ています
2004/01/24〜
奈良新聞・特集 高松塚光源   高松塚古墳発見のいきさつから出ています
天皇陵(宮内庁) 天皇名、御陵名、地名などキーワードから検索できます


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(2006.09.10作成)